夢小説B

【喜ばせ隊な本丸にて】
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『嬉しいの。本当に嬉しいからこそお願いだから!お願いだから二度としないで!!(号泣)』

乱「え〜?えへへ♪」

にっかり「フフフ・・・想像以上に喜ばせてしまったようだね」

『も〜ー!絶対反省してない!!!!』



それは、とある本丸でのこと。

刀剣男士達の中で、流行ってしまった事がある。それは・・・



「「「 さぷらーいず!!! 」」」

『うわぁ!!?』

蛍丸「主さん、貰ってよ」

『え?え??これは・・・え?』

愛染「主さん、愛用してた道具箱が壊れたって言ってたろ?だから〜・・・俺たちが直しといた!!へへっ、気に入ってくれるか?」

明石「あー、慣れへんことはするもんちゃいますわ〜」

『・・・まっまさか、え?これ・・・この装飾品・・・』

蛍丸「直すだけじゃな〜と、思って。主さんにしては素っ気ない見た目だったから、俺たちで飾っといた。国行も一緒にね」

明石「ま、そういうことですわ」

愛染「ここ!この愛染明王は俺の自信作だぜっ!」



『・・・』

愛染「・・・って、あれ?」

蛍丸「主さん?」

『っ!』

明石「うわっ!なっなんで泣くんや!」

『ごっごめ!・・・うっ嬉しくて・・・!!』

蛍丸「えっえぇぇええ??ははっ!泣くほど嬉しかったの?」

愛染「うわっ!っとと!手拭い!手拭い〜!!」

事の発端は、来派の三振り。主へのサプライに、彼女が泣くほど喜んでくれたというのが、本丸中に広まったからだった。

それは慣れない料理を頑張ってくれた和泉守であったり、普段絶対そんな事をしない同田貫が遠征のお土産に彼女の好物を買ってきたり。左文字兄弟がそっと「お手伝い券」と手書きで書かれた紙を持ってきたり・・・



【主を驚かせて喜ばせよう作戦】

それが、流行ったのである。



それは、なんとも微笑ましい作戦であった。・・・はずだ。だが、その喜ばしい作戦。それは、彼女を疲弊させたのは言うまでもない。「主を驚かせて喜ばせよう作戦」は、いつしか「主を泣かせて喜ばせよう作戦」へと変わっていた。

身構えていようがいまいが、泣くしかないほどの喜びをくれる自分の刀達。あまりの嬉しさに瞼が腫れるほどの衝撃を、何十口という数の暴力で日替わりランチ。もうお腹一杯ですと言っても、今日も今日とて誰かが自分の為にとやってくるのである。

気持ちは嬉しい!!非常に嬉しいが・・・もうこれ以上は心臓も持たないし瞼がホント!腫れて治らないし涙も流しすぎで水分補給欠かせない生活になってるから〜っ!!と、等々彼女は皆にサプライズ禁止令を発動したのである。



・・・



『いいね!?サプライズじゃなきゃ受け取るから!!本当に!本当にもう分かってると思うけど、泣くほど喜んじゃうの!私は!!だから、サプライズプレゼントは禁止!禁止ですからね!!!』

「「「「 ・・・・・・ハーイ 」」」」




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